働く意味

働く意味とはなんだろうか。
やっぱり第一にお金と答えちゃう人が多そう。でもそれはきっと間違っている。社会人になって思うのは、人生のかなりの時間を会社という組織のなかですごすということだ。つまり、働く意味というのは人生の意味に近いものがあると思う。最初の質問は「人生の意味は？」という質問に置き換えてみよう。「人生の意味は？」という質問に「お金」と答えること。これは変だ。そもそも本当にほしいものはお金じゃなかろう。お金で買える何かだ。そしてそのほとんどは生存のために必要になるものだ。つまり、「人生の意味は？」に「生存」と答えるということだ。

そう思うと本当はちがう。僕は人生の中で自分の存在を他人の中に残したいと願う。僕とであった人たちに僕のことを覚えていてほしいと願う。僕とであった人たちを僕の力で幸せにしたいと願う。そうすれば僕自身も幸せになるのだ。

お金が人生の意味だという人たちは、楽してお金を得たいと願うだろう。だけど、らくちんな仕事からは他人の幸福を生み出すことはできない。人を幸福にしなければお金は手に入らない。これは本末転倒だ。お金を効率的に得たいと思うことが、お金を効率的に得る事の障害になるのだ。これは仕事の目的を「お金」にしてはならないということになるのではないだろうか？

「働く意味は？」への回答は「他人に貢献したいから」になると思う。そして、他人に貢献することで、自身の存在意義を見つけることができる。

僕は最近仕事の意義を失いかけることがある。常に忘れてはいけない。僕が何のために働くのか。僕は人の役に立ちたい。楽をしたいなんて思っちゃいけない。今日を精一杯に生きたい。そして、僕の生きていた証を人の心に刻みたいのだ。