情報共有

自分が作っているものは大半が過去に作られたことがあるものだ。しかも1980年とかそういう昔に。でもなぜかそこでの失敗、成功のノウハウやバイナリは継承されない。継承されない要因に使うのが難しいことや、理解できないことにあると思う。いくらそれを使ったら10倍効率的に仕事ができるとしても、それを使うのに10倍頭を使わなきゃならんのなら誰も使わないということ。当たり前だけど。
だからライブラリは使用者にとってわかりやすい必要がどうしても必要になると思う。直感的で副作用がなくて、どんな概念とも直交できるもの。
それはたやすいことじゃないけど、そういうわかりやすいものが積み重なることでソフトウェアは進化してきたんだろう。でも、情報共有がもっと進化して、情報交換の速度が速められたらもしかしたら、あまり直感的でなくても、直交しなくても喜んで使ってもらえる可能性もあるのかもしれない。もしできたら、一部の天才的な才能だけに頼らなくても、一般人の寄せ集めで大きなことが成し遂げられるのではないか。