今一度Goalを読み直す

id:gentle_jkovから進められて読んでみたGoal。その後、僕の会社の友人にもがんがん進めて読んでもらっている。そんなわけで、結構話題になるのだけれど、僕自身がもうすでに半分記憶のかなたにいってしまった。いやー忘れるのって早いから。
で、もう一度さらっと流してみる。やっぱり、Goal、TOCは製造業の工場に非常にマッチする考えだとは思う。
僕らのSIという業界にとってはどんな意味があるのか考えてみたい。

顧客に提案する

ひとつは、僕らSIerは製造業の在庫管理システムやらなんやらを作ることがあるということ。既存の製造業の皆さんがTOCに従った方法をとっているとは限らない。そんなところにTOCを考えたシステムの提案をすることで、他のシステムに対して競争力が生まれるのではないかという点。

自分たちに生かす

もうひとつは、やっぱりSIにもTOC的な発想が行かせるのではないかという点。人月ビジネスを打破するひとつの答えとしてTOCスループットでのコスト管理というのが生きてくるのではないか。まだ僕にはそれが何かはわからないけど、みんなで考えれば何か出てくるかも。少なくとも、考えることができるよね。

そんなわけですが、今一度TOCを振り返ってみよう。

TOC

  • 制約条件を「見つける」
  • 制約条件をどう「活用する」か決める
  • 他のすべてを2の決定に「従わせる」
  • 制約条件の能力を高める
  • ここまでのステップでボトルネックが解消したら、1に戻る。ただし、「惰性」を原因とする制約条件を発生させてはならない。

これ、最後の惰性を原因とする制約条件を発生させてはならない。これ難しいよね。惰性でやってることきっとたくさんある。
とりあえず、僕は惰性でやっているへんな制約条件をなんとか除去することを考えて、実行していきたいぞ。